昇進出来ない、という悩み
保育士の悩みに「役職に空きが無くて昇進できない」がありますね。
保育主任や園長を目指しても空きが出ない、出る気配も全くない…と感じていませんか?
一般的な会社の場合、係長から課長へ、課長から部長、専務など出世のモデルケースが出来上がっています。
ある程度規模が大きな法人なら、役職と共に昇給しますので、日々の仕事に張り合いが出るんですよね。
もしポジションがなければ、新たな部署を作って昇進させることも可能ですが、保育園は難しいのが現状です。
新人保育士として働いた当初は「いずれ保育主任になりたい、副園長や園長を目指したい」と考えても、半年、1年と働くうちに現実が見えてくるんですよね。
乳幼児を預かる保育園なら乳児リーダー、3歳~5歳児の幼児リーダーは目指せるかもしれません。
1年以上働いてクラス担任、3年以上で乳児リーダー、幼児リーダーにステップアップできる保育園は確かにあるでしょう。
しかしリーダーと主任保育士には大きな壁がありますし、保育士としてスキルとキャリアを重ねても、主任保育士が退職しなければ昇進は難しいんですよね。
さらに副園長や園長となれば…主任保育士以上に厳しいのではないでしょうか。
特に家族経営の保育園は役職が世襲制というケースが多いですし、保育園の昇格・昇進基準は一般的な会社と比べて曖昧です。
何をどうすれば昇格できるか分からず、結果的に同じポジションのまま時間だけが過ぎるかもしれません。
若い内は昇進に意欲的でも、同じ保育園で働き続けて30代になれば、考え方が守りに入ることがあります。
20代で大きな挫折がない間はチャレンジしやすいですが、30代前半、30代後半、そして40代に入れば新しい挑戦が困難になるんですよね。
「自分の人生、こんなもんだよね」を口癖に昇進をあきらめたり、ただなんとなく保育士として働きながら、無難に給料がもらえるといいな、面倒なことがなければいいな…と思うかもしれません。
そうなる前に、主任保育士や副園長、園長求人を探してみて下さい。
今の保育園で昇進が難しくても、他の保育園で役職に就けることがありますし、そのためには活動的に求人案件を探すことですね。
保育士求人サイト(人材紹介)を利用すれば、現在募集されている役職求人が分かります。無料で利用できるので、気軽に登録してみて下さいね。
あなたのスキルと経験によっては、早期に主任保育士や園長になれるかもしれませんよ。