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育児の経験は保育士としての仕事にプラス?
保育園で働く保育士さん。
若い方が中心、という保育園は多いと思います。
やはり女性が多い職業、と言うことで出産、育児で一時的に休職・退職される方も多いですし、仕事の大変さから離れてしまう保育士も多いためです。
給料の低さもよく言われますよね。
離職率は年間で約10%くらいあると言われますが、労働条件の悪い保育園(保育所)であればもっと離職率は高いかもしれませんね。
出産後、育児はやはり大変です。
しかし、育児を経験して母親としての大変さ、我が子の成長など日々の楽しさを理解して、保育士としてまた働きたいと言うことで復職をされる方も多いですよね。
若い頃、独身の時とはまた違った気持ちで保育士として仕事に取り組めると言います。
実際、保育士の仕事は子育ての経験は大きくプラスになるお仕事だと言うことはよく言います。
「育児休暇明けの方が、なんだか仕事にイキイキと取り組めている自分がいるんです」
そうした保育士さんも多いでしょう。
自分の子供が病気を経験しているからこそ分かる、前兆といったものもあります。
感染症は小さな子供達が集まる保育園にとっては、できる限り早く広がるのを食い止めたいもの。
湿疹みたいな水疱。
経験や知識がなければ、見落としてしまうことも多いでしょう。
子供のいない若い保育士にとっては、子育て経験のある保育士の存在はとても頼りがいがあるのだそうです。
お子さんの母親からたまに保育に関する質問をされたとしても、「子供がいないのでよく分からなくて・・・」と困る事も多いそうです。
そうした時にアドバイスをもらえるのは、とても助かると言います。
また立場が変わって、子供を預ける親としては育児経験のある保育士が多い方が実は安心なんですよね。
育児経験が役立つ保育相談
保護者の方からの保育相談を受けるには、やはり育児経験が大きいです。
特に1人目の子供の時には、悩む事が多いんです。
夜泣きに困っているママも結構いるんですよね。
そうしたときに、経験からアドバイスを貰えるのはとても精神的にはホッとするもの。
意外と育児相談が出来る場って、少ないんですよね。
悩みが分かってもらえるだけでも、気持ちが楽になるそうです。
実の母親に相談すると、「あなたの育て方が悪い、昔は・・・」と決まって言われるので、母には相談しません、というママは多いです。
ご存じでしたか?
離乳食などに関しても、昔の常識と今の常識って違う部分があります。
母乳育児に関しても、昔と今とでは常識が変わっている部分がありますから、あまり親世代のアドバイスは期待しない方が良いのでは、と思います。
実際に子育てを経験しなければ分からない部分って、とても大きなものだと思います。
30代、40代で保育士資格を取得してパート保育士として、保育園や託児所に勤務を開始される方も多くいらっしゃいます。
保育士の仕事は、育児の経験はプラスになると言えます。
ぜひ、母親として育児の経験を活かして、保育士として活躍して頂きたいなと思います。
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