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保育士を辞める理由、退職理由jについて
保育士が仕事を辞める理由として、
・勤務時間の長さ
・保護者との関わり
・体力的問題
・職場内の人間関係
などが主な退職理由として挙げられます。
退職する理由の中には、子供と良好な関係が築けないからというのもあります。
子供が好きで保育士になってみたものの、仕事としては上手くいかなかった・・・。
そういった事もあるようです。
そのため、次の仕事は保育士以外で仕事をするという人も多いそうです。
子供が好きで、子供たちと触れ合いたいと保育士になる方も多いが、現実的に仕事が忙しく、朝早く夜は遅くまでの勤務。
職場内の人間関係もうまくいかないなど、子供達以外でもいろいろと問題は多いそうです。
それ以外にも、保護者との関係や、ヘルニアになったなど体力的な問題もあり保育士という仕事から離れていく方もいます。
意外と腰痛が多い職業でもあります。
保育士を退職するタイミング
また保育園を辞めるタイミングとしては、年度末が良いとされています。
卒園など年度末の締めで、子供たちが入れ替わる時期がやはり良いです。
子供たちも今までいた先生がいなくなってしまう事に淋しさを感じてしまう子もいます。
担任を任されている場合などはなおさら、子供たちはショックを受けてしまうかもしれません。
ですので、出来る事であれば3月の退職が良いとされています。
年度の途中で退職するのは、よほどの事が無い限り難しいでしょう。
保育士に限らず一般の企業に勤めている方も、退職時に関することは同じですが、保育士の場合は保育士ならではの事情もあるのでしっかり確認してスムーズに退職できるように手続きするようにしましょう。
・直属の上司に伝える
退職の意向を伝える場合は、同僚よりも先に主任や園長などに退職の意志を伝えましょう。
自分が上司に離す前に、噂などにより先に耳に入るとあまり上司としては良い気がしないのではないでしょうか?
退職理由について聞かれた場合などは、自分が信頼できる上司であれば本当の理由(人間関係や勤務形態の不満)を伝えるのも良いですが、そうでない場合はなどは体調不良など一般的な方が良いかもしれないですね。
・退職届(退職願)
保育園の規定に従い、退職の手続きをします。
保育園により、1~2ヶ月と幅がありますので現在勤務している保育園の規定を改めて確認しておきましょう。
また退職届と退職願について、その届出の内容が異なってくるので注意が必要です。
【退職届】
退職届とは、「退職を届ける書類であり、○月〇日に退職いたします」という退職への強い意志を表明するものとされており、退職届を提出した場合には、退職を撤回できないとされています。
【退職願】
退職願とは、「退職を願い出る書類の事をしめしており、○月〇日に退職したいと思います」という退職を希望しているということとなり、退職の意志を撤回できるとされています。
また「辞表」などは取締役や重役など会社運営に関わる方が提出します。
・引継ぎ
退職が決まったら自分が担当していた仕事などを、他の先生が引き継ぐ場合は自分であらかじめ引き継ぐことをリストアップしてスムーズに引き継げるようにしておきましょう。
・退職手続き
退職する場合に、正社員であれば勤務していた保育園に返却するものや、受け取るものなどがあります。
【園に返却するもの】
・健康保険証(通院しているという場合は園と相談して決める)
・IDカードなど
・園の備品
【園から受け取るもの】
・雇用保険被保険者証
・離職票
・年金手帳
・源泉徴収票
後日郵送になるものもあるので、それが後日郵送になるのか確認しておきましょう。
・あいさつ
退職時の挨拶は、とても大切な事です。
人間関係がうまくいかずに退職した場合でも、最後はきちんと挨拶をすることは大切ですし、お世話になりましたと菓子折りを持参して行くのも良いですね。
「終わり良ければすべて良し」ということわざもあるように、今までの事は問題とせずに最後はきちんと笑顔で感謝の意を伝えるようにしましょう。
保育園を辞めるにあたって、基本はやはり円満退職。
出来る限る、円満に退職出来るように手続きを進めたいですね。