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昇給を狙うより転職した方が早い?
手取り15万からの給与アップを考えていますか?
その場合、同じ保育園で昇給を期待するよりも、転職する方が早いでしょう。
一般企業にも言えますが、昇給ペースって鈍いんですよね。1年間、正社員として働き続けて5,000円アップ、3年働いて1万円など、大幅に給与が上がるケースは少ないです。
もしくは勤務年数ではなく、ポジションに伴って昇給する職場もあります。保育士ならクラス担任で給与アップ、担任主任でさらにアップ、という流れでしょうか。
いずれにしても、手取り15万から大幅に上がるとは考えづらいですね。
あなたが希望する給料の金額にもよりますが、もともと高給与な保育園・幼稚園へ転職する方が、手取り額を上げやすいですよ。
お住まいの都道府県にもよりますが、手取り15万円以上の保育士求人が多いエリアなら、転職による収入アップが現実的です。
保育士の平均給与は約20万円と言われていますから、まずは気軽に保育士求人サイト・人材紹介会社を利用してみて下さい。
登録者限定の非公開求人の中に、『手取り20万以上の案件』が含まれている可能性もありますからね。
1万円でも手取りをアップしたい
現在、手取り15万のあなたの月給は20万前後でしょうか?お手元に給与明細があれば、総支給の欄をチェックしてください。
正社員として勤務されていれば、総支給から、
・所得税
・雇用保険
・健康保険
・厚生年金
などが引かれているはずです。
勤務する園によっては、他に引かれている金額(独自の積み立てなど)があるかもしれませんが、大きいのは健康保険と厚生年金ではないでしょうか。
総支給が20万近くても、健康保険と厚生年金で3万近く引かれていれば、手取りが減りますよね。しかし社会保険料(健康保険と厚生年金)は雇用主と折半ですし、法律上、支払う必要があります。
総支給の金額が上がれば、その分、社会保険料もアップしますし、それは税金も同じですね。
それでも給与アップする方が、経済的にも精神的にも余裕が生まれますよ。
たとえ1万円でも、手取りがアップすれば嬉しいですよね。その1万円を食費に回したり、お小遣いとして使えたり、預金・貯金に回せるかもしれません。
そもそも手取り15万では…独り暮らしも厳しいのではないでしょうか。
実家で両親と同居していたり、旦那さんの給与が高ければ別ですが…男性の保育士が家族を養える金額ではないでしょう。
中には『副業やダブルワークで収入を増やしたい』と考えている保育士もいますが、副業禁止の園で働いていれば難しいです。
そう考えると、やはり転職による給与アップ、手取りアップが最も現実的と言えるでしょう。
高給与・高年収の保育士求人を探すには?
では、高給与・高年収の保育士求人はどうすれば見つかるのでしょうか?
先ほどお伝えしたように、まずは保育士求人が豊富なサイト(転職支援サービス)を利用して下さい。
無料で登録できますし、タイミングが合えば高収入の求人に出合えるチャンスがあります。
その際は、「手取り15万から、どのくらいアップしたいのか?」を考えると良いですね。
「いくらでも良いからアップしたい」と考えるよりも、具体的な希望額が決まっている方が求人を探しやすいです。
サポート充実の紹介会社を利用すれば、アドバイザーと面談できますので、
「手取りで17万円~18万円の保育士求人を探しています」
「手取り20万円の保育園で働きたいと思っています」
のように伝えられるんですよね。
もちろん手取り金額だけでなく、残業時間や持ち帰りの仕事の多さ、園児の数、保育士の人数も気になると思います。
どんなに収入が良い保育園でも、休憩時間が取れない、残業や持ち帰りが多すぎる、休日出勤を強制される…そのような園では働きたくないですよね。
収入と仕事内容のバランスが取れている保育園、かつ手取り15万よりアップできる園なら、働きやすいのではないでしょうか。
実際にそのような保育園・幼稚園がありますから、複数の保育士求人サイトに問い合わせると良いでしょう。
当サイトでも人気の保育士求人サイトを紹介していますので、合わせてご覧になってみて下さい。