保育士の転職回数について
終身雇用制が崩れた現代でもその影響により、転職か回数が多いことにより、「職に長くつけない」「飽きっぽい」などの書面上の判断をされることは多々あります。
履歴書の選考段階で不採用になる理由としても考えられるのが、転職回数です。
人は生涯に転職する回数は、少なくとも2~3回はあるそうです。
保育士に限ったことではないのですが、一般的に転職回数が4~5回という場合は少なからずも不利な状況となります。
年齢にもよりますが、転職回数が5回といった回数になると、やはり多いという印象は持ちますよね。
また、面接時などでもその前職を辞めた理由などもポイントとなり、
・転職を短期間に繰り返している
・転職の理由に一貫性がないまたは、いつも同じ理由で辞めている
このような場合、採用側は入職してもまた短期で辞めてしまうのではないのか?人間関係をうまく築くことが出来ないのではないのか?という不安を面接官に抱かせてしまいます。
今の職場でうまくいかなければ、転職して違うところに勤めれば良い、という考えは止めましょう。
保育士の資格を有している場合、就職先には困らないため条件が合わない、働きにくいと感じた場合転職される方も多いとされており、保育士、看護師、介護士などは求人も多いので再就職先も困らないので、転職率が高いとされています。
また保育士の場合は、転職に比較的有利と言われていますが、転職するタイミングを見極めることは大切であり、年度途中よりも年度替わりに退職するほうが良いとされています。
年度途中で退職してしまうと、保育園だけではなく園児たちにも影響を与える可能性もありますしね。
「先生いなくなっちゃったの?」
と残った先生達が聞かれるのは容易に想像できますよね。
転職の回数が多くなるほど、次の就職に不利な状況となるだけではなく、年収なども下がってしまったり条件の悪い職場しか選ぶことができなかったりします。
そのようになると、普段の生活にも影響を与えてきます。
理想と現実とのギャップの不満に感じ、天職を求めて何度も転職を繰り返す「青い鳥症候群」にならないように気をつけましょう。
ただもし再び真剣に転職を考えている場合は、慎重に転職をすることが大切であり、また満足のいく転職をするという事です。
転職をする場合は、希望の条件に沿った職場(保育園、託児所など)を見つけることができる保育士専門サイトなどで見つけることはオススメかもしれません。
必ずしも希望通りの条件が見つかるという可能性は、100%とは言えませんが出来る限り希望に沿ったものが見つかります。