保育士 1年目 転職
サービス残業の多さと給与のバランスが合っていない。
人間関係が良くない保育園に就職してしまった。
主任、園長からパワハラとしか思えない扱いを受ける・・・
休みが取れない、持ち帰り仕事が多く激務で体力的に辛い・・・
1年目の保育士が退職したくなる理由は色々とあります。
辛い、辞めたい、転職したい。
でも、保育士1年目で早期離職、転職をするのは経歴に傷がついてしまうのでは・・・
転職の面接で印象が悪く不採用になるのでは・・・
といった心配もあると思います。
しかし大きなストレスを溜めながら1年頑張り続けると、精神的・身体的にダメージを負ってしまう可能性もあります。
保育士1年目、安易な転職は決してオススメは出来ませんが、転職活動時、面接官が納得できる退職理由があり、前向きな転職になるのであれば、経験が浅い状況でも転職活動はした方が良いといえるでしょう。
目次
保育士1年目の転職、しても大丈夫?
新卒として1年目の保育士さん。
社会人経験ありからの資格取得、保育士1年目という方もいると思います。
保育士1年目の転職、成功するのでしょうか?
保育士1年目、働き始めてすぐともいえる時期に今の園を辞めたい、他の職場へ転職をしたいと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、保育士1年目でも転職は可能です。
その際、重要となるのは退職したいと思った理由、転職理由です。
転職理由によっては例え転職して職場を変えたとしても改善されない可能性もありますが、保育士の転職理由で多い「人間関係」などの場合には、もっと働きやすい職場が見つかる可能性は高いです。
もっと人間関係の良い職場への転職をサポート、といった事を打ち出している人材紹介会社もあるくらい、保育士さんの転職理由として「人間関係」は重要なものとなっていると言って良いでしょう。
転職理由によっては、保育士1年目であっても大丈夫です。
保育士1年目 転職を成功させるには
保育士1年目の転職の場合。
採用されるためには、
「転職理由」
「将来性」
をしっかりとアピールして納得してもらう事が重要となります。
「同じ理由でまた転職してしまうのでは・・・?」
と求人へ応募した園の採用責任者に思われてしまわないように、しっかりと転職理由を考える事が必要です。
年度途中での転職の場合はもちろんのこと、年度末まで勤めての転職であっても、まだ経験が浅いです。
そのため即戦力というよりも、将来性、ポテンシャルを見込んでの中途採用となるでしょうから、仕事の経験よりも前向きさ、熱意などをアピールした方が良い結果となるケースは多いと言えます。
保育士不足の状況は今後も続きますし、地域によっては保育士不足は非常に深刻です。
しっかりと転職理由を作り、仕事への熱意をアピールすることが出来れば、全く次の転職先となる園などが見つからない、といった事はないのではと思います。
もし次の園も早期退職となってしまっては、さすがに2回目の転職は厳しいです・・・。
次の転職先ではしっかり長く勤められるように、自分に合った保育園なのかどうか、職場の人間関係・雰囲気はどうか、といった事は事前に情報収集をしたいですね。
こうした情報収集に関しては、個人では限界がありますが保育士紹介会社を利用することで、より詳しい職場の情報を得てから求人に対して応募を決める事が出来ます。
全国対応の保育士専門、転職支援会社なども多いです。
東京都は本社もある紹介会社が多く、保育士求人も非常に豊富ですね。
保育士1年目の転職だからこそ、しっかりとサポートを受けながら失敗のない転職を目指したいですね。
今の保育園を本当に辞めた方が良い?
今の保育園、職場を本当に辞めた方が良いか、転職した方が良いかについては何度も既にお考えになっているとは思います。
仕事内容に不満がある場合、なかなか次の職場へ転職をしたとしても不満が解消されるのは難しいといえます。
経験の浅い保育士が任される仕事というのは、どこの職場へいったとしてもそうそう変わるものではありません。
今の職場を辞めたい理由が、
・人間関係
・仕事量に対しての給料の安さ
・激務による体調不安
といった場合などであれば、転職により改善される可能性は高いですし、長く勤めやすい職場を見つけた方が良いとも言えます。
保育士1年目で転職したら、その後影響はある?
どうしても今の保育園は辞めたい・・・ということで保育士1年目で転職するとした場合、やはりその後のキャリアには影響が出てしまいます。
やはり1年目で退職し、転職をする経歴は面接官、保育園の主任や園長などが見ると印象は良いとはいえません。
何らかの理由があるとはいえ、忍耐力が少し弱いのでは・・・といったことは印象として持たれてしまうでしょう。
保育士求人へ応募した場合、書類選考の段階で難しくなる可能性も考えておく必要があります。
保育士1年目で転職をする場合には、そうしたネガティブなイメージを覆す、とまではいかなくても興味を持って面接に呼んでもらえるように志望動機や転職理由などを伝え、アピールしていく必要があります。
前向きな転職理由に納得してもらうことが出来れば、1年目での転職という不利な条件をはねのけて、内定を獲得することが出来るはずです。
保育士の人手不足は深刻です。
正直な所、1年目の保育士であっても人間性、転職理由によっては積極的に中途採用したい、と考える保育園などはあります。
どういった転職理由、志望動機のアピールの仕方が良いのか、といったアドバイスも保育士転職エージェントを利用することによってもらうことが出来ます。
一人での転職活動に難しさを感じた場合には特に、こうした保育士専門の転職エージェントに相談をされることをオススメします。
保育士 転職のタイミング
転職を成功させるコツとしては、出来れば1年目の終わり、年度末までは勤め上げた方が良いですね。
保育士という仕事、年度の区切りはとても重要です。
それに子供達にとっても年度途中で担当の保育士がいなくなるのは負担となってしまいます。
転職活動で面接を受ける園側にしても、年度途中で辞める保育士に対しては、やはり印象はあまり良いものではないでしょう。
(それを納得させられる転職理由が重要でしたね)
明確な転職理由が挙げられない場合、出来れば年度末まで勤めて区切りの良いタイミングで転職活動をした方が転職成功の可能性は高くなるといえます。
保育士として忙しい時期、繁忙期をずらして退職希望を伝える事も円満退職のポイントとなりますね。
関連記事:保育士の繁忙期っていつ?
保育士は職業柄、忙しい時期が多いです。
繁忙期に退職の申し出があった場合、やはり「今は困る」となってしまいます・・・。
退職で揉める原因にもなりかねません。
スムーズな退職手続きを進めるためにも、タイミングを選ぶ事も保育士として転職成功のための重要なポイントと言えますね。
保育士1年目の転職となると、当然、転職活動は初めての保育士さんばかりと思いますので、転職支援のプロである保育士紹介会社を利用してアドバイスを受けながらがオススメです。