保育士 手取り20万以上
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保育士で手取り20万円の求人を探す
手取り20万の保育士求人をお探しでしょうか?
手取り20万を確保するなら、月給(総支給)で25万以上は欲しいところですね。お給料から所得税、雇用保険、健康保険、厚生年金保険が引かれますので。
そう考えると、月給25万~30万の保育園が理想ですが…エリアによっては難しいかもしれません。
厚生労働省の賃金構造基本統計調書(平成25年)を見ると、保育士の平均年収は都道府県によって開きがあります。
1位は京都府で年収385万円、最下位は福島県で年収217万円となっていますね。
月給30万は年収ベースで360万円ですから、平均年収が高いエリアなら達成しやすいでしょう。
平均年収360万以上は京都府の他に、
・群馬県 374万円
・愛知県 374万円
・石川県 370万円
となっています。
意外に思われるかもしれませんが、東京都の保育士平均年収は328万円です。その分、保育士求人が豊富なので、「仕事を探しやすい」というメリットがあります。
求人の多さに比例して、『高給与の案件に出合えるチャンス』も増えるので、そこまで平均年収にとらわれる必要はないと思います。
東京、神奈川、千葉、埼玉のような関東地方は保育園・幼稚園が豊富ですしね。
月給25万以上の保育園で働くには?
先ほどの保育士年収データは、あくまでも平成25年度なので、現在は賃金基準がアップしているかもしれません。
政府の方針を見ても、『保育士や介護士の収入アップ』が打ち出されていますから、今後の賃金アップが期待できます。
ただし新卒保育士が最初から手取り20万(月給25万以上)を得るのは難しいでしょう。
経験年数3年~5年は欲しいですし、保育園としても、スキルに応じて昇給を考える傾向にあります。初任給15万円~18万円でも、3年働いて20万円、5年で25万円までアップするかもしれません。
しかし同じ保育園で昇給が難しければ…積極的に転職を考えてください。転職なら経験年数5年以下でも、月給25万を得られるチャンスがありますからね。
もちろん「即戦力だからこそ高給与」と考える保育園が多いので、経験が浅いと厳しいですが、『保育士歴2年以上』かつ『求められるスキルをクリア』していれば、高月給で採用される可能性があります。
実際の保育士求人を見ても、月給25万以上の募集が見られますしね。大阪、兵庫、富山、愛媛、福井、香川、山口、滋賀、宮崎、徳島、栃木、山形といった地域も平均年収300万を超えています。
今の手取りよりも給与アップしたい!
保育士の仕事はやり甲斐も感じているし、この先も出来れば続けたい・・・でも、この忙しさ、仕事量で手取り12万円は辛い・・・
現実的に考えて、今の職場で手取りが一気にアップする可能性というのは低いですよね。
国からの補助金が一気に投入されて手当が増える、といった事でもあれば今の職場でも給与アップかもしれませんが、その機会をずっと待つのは現実的ではないですよね。
手取り、年収が低い保育士が現実的に給与アップする方法は、やはり転職となります。
保育士が充足している地域もありますが、多くの地域では依然として保育士不足の状況が続いており、高給与で保育士確保をしようという保育園も多数見られます。
賞与・ボーナス支給が4ヶ月以上、といった保育施設もありますから、待遇など条件面から探してみるのもありですね。
新たな役職を狙うというのも一つの手と言えますね。
保育士はなかなかキャリアアップが難しい職種の一つですが、「副主任」「リーダー職」という新役職が増え、それに伴い手当が付く保育園も多数あります。
少しずつではありますが、保育士の年収は改善されつつある流れとなっています。
今の手取りが低い、という保育士さんほど転職によって年収アップの可能性は高いです。
もちろん、保育士としての経験年数が浅いと思ったほど給与アップしない可能性もあります。
また、口約束での年収・待遇には注意が必要です。
それを考えると、保育士の転職エージェントを介して条件面を確約してから転職する事は、安心感につながると言えますね。
エージェントに給料アップの交渉も依頼する事も可能です。
必ずしも給料アップする保証はありませんが、ダメ元で依頼してみるのもオススメです。
保育士求人サイトを利用しましょう
あくまでも平均年収ですから、年収250万の求人もあれば、年収350万の募集もある、ということです。
副園長や園長の求人まで含めれば、年収400万~500万以上も現実的ですし、自分では「スキルが低い」「保育士経験が足りない」と思っていても、基本的に採用は相対的です。
『どうしても期限までに保育士を1名採用したい』と保育園が考えていれば、その期間に送られてきた履歴書の中から、面接を行う志願者を選びますし、採用を決めますからね。
そのため、以下の流れを意識してください。
1.手取り20万を期待できる求人を幅広く探す
2.見つかれば履歴書・職務経歴書を送り続ける
自分ひとりで求人を探すのは大変なので、保育士求人サイトの利用がおすすめです。
多くの保育士求人サイトがありますが、高給与・高年収の保育士求人が多く掲載されているのが、
など保育士求人に特化した求人サイトです。
無料で利用できますし、登録者限定で非公開求人の紹介を受けられることもありますよ。
「非公開求人は高収入の募集が多い」と言われていますから、手取り20万の募集も期待できるのではないでしょうか。
尚、毎月の手取り額は20万以下でも、ボーナスを含めて高年収の保育士求人もあります。夏冬2回、しっかりと賞与が支給される保育園なら(たとえ給料が低くても)、働くメリットがありますよね。
その辺りも考慮しながら、保育士求人を探してみて下さい。
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