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有給が取りやすい職場で働く
有給休暇取得率が高い保育園ってあるのでしょうか?
まず大前提として、有給休暇は労働者の権利です。労働基準法という法律で定められていますし、本来的に「有給休暇を取得したのに使えない」ということはありません。
有給を利用する時季の変更権に関しては、一定条件下で使用者に認められますが、
「有給があるのに全く消化できない」
「有給を申請しても断られた」
ということは本来、あり得ないのです。
しかし現実的には…有給を使いづらい職場ってありますよね。
特に忙しい保育園にも関わらず保育士の人数がギリギリだったり、経営状況が良くない認可外保育園で働いていれば、なかなか自分だけ「有給を使います」とは言いづらいのではないでしょうか。
同じ保育園の先輩保育士が有給を使っていなかったり、言い出しづらい雰囲気があれば、どうしても取得率は悪くなると思います。
労働者の権利だからと強引に有給を使って休んでも、有給明けに人間関係がギクシャクしたり、陰口、悪口を叩かれて退職に追い込まれることがあるかもしれません。
そのため、最初から有給消化率が高い保育園で働くと良いですよ。
有給を使いづらい保育園の多くが、有給以外の労働環境も悪いのではないでしょうか。
サービス残業はもちろん、残業時間が極端に長かったり、自宅に持ち帰る仕事の量が多かったり、人間関係が劣悪な保育園もありますよね。
有給消化率の悪さだけが退職理由ではないと思いますが、転職を考える1つのきっかけにはなると思います。
有給取得率が高い保育園求人もあります
私は元々社労士事務所で働いていましたし、社労士資格も持っているので、有給には詳しい方です。
たとえばフルタイム勤務を続ければ、6ヵ月後に10日間の有給が与えられます。それから1年刻みで11日、12日、14日、16日、18日、20日と付与されるんですよね。
そして実際に有給取得率が高い保育園求人も見られます。
保育士求人サイト・人材紹介会社の公開求人を調べるだけでも、【有給取得率90%以上】と表記されている募集がヒットするんですよね。
毎年ほぼ100%有給を取得できる保育園もあると聞きますので、まずは保育士求人サイトで調べると良いでしょう。
登録者限定の非公開求人の中に、より好条件の保育士求人が含まれている可能性もありますしね。
保育士求人サイトは無料で利用できますので、気軽に登録してみて下さい。
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