男性保育士の需要も高まっている
保育士と聞くと女性のお仕事、女性が多く活躍している職種とイメージされる方も多いと思います。
しかし、最近では男性の保育士も増えてきています。
現在、保育士を目指している男性も多いと思います。
子供が好き、子供のお世話をする事が好きという男性も多くいます。
男性保育士を積極的に採用をしている保育園も増えてきており、保育士求人でも男性保育士を募集している求人を多く見る事ができます。
そして、保育士の需要が高まりつつある現在、男性保育士の需要も高まりつつあり、今後今以上に男性保育士が増えると言われています。
保育園側にも男性保育士を雇うメリットがある
保育園側にも男性保育士を雇うメリットがあります。
例えば、保育園の防犯対策では男性保育士がいるだけで大きく変わってきます。
女性ばかりの保育園ですと万が一何か起こった場合、対応しきれない部分もでてきますが、男性保育士がいると心強い存在になり、頼りにできる存在になります。
他にも保育園では力仕事も多々あります。こういった時にも男性保育士は頼もしい存在になります。
女性が多い保育園ですが保育園には男性の仕事もあり、女性の仕事もあります。
保育園に一人でも男性保育士がいるだけで役に立てる機会は多くあります。
男性保育士の問題点
上記で今後ますます男性保育士が増えていくと述べましたが、それは若い世代の方中心になります。
子供が好きで保育士になった男性保育士の多くが20代後半や30代を辺りで他の職種へ転職してしまう傾向にあります。
現在の男性保育士の割合は20代前半の男性保育士がほとんどで30代、40代の男性保育士は少ないと言います。
なぜ20代後半や30代の転職者が多いのかというと給料の低さが挙げられます。
保育士の給料の低さは保育士業界でも問題にされている事で、給料が低いという理由で転職をする男性保育士が多いと聞きます。
保育士の平均年収は300万円前後になるといいます。
30代男性サラリーマンの平均年収は350万円~400万円になると聞きますので保育士の年収は決して高いものではありません。
男性ですので将来的には家族を支えていかなければならない存在です。
男性保育士は将来的な収入面の事を考えた時に転職を決断する事が多いと聞きます。
こうした事も男性保育士の現状になります。
現在、保育士不足が社会問題になっており、国や自治体が様々な対策を行なっています。
その中のひとつに給料アップも入っていますので、今後は待遇面も改善されていくのではないでしょう。
現在、保育士を目指している男性の方はこうした事もしっかり把握してから保育士へ就職・転職をするといいでしょう。