私立保育園から公立保育園への転職を考えているあなたへ。
公立保育園へ転職するには、まず地方公務員採用試験に合格する必要がありますね。
基本的に1次試験は筆記、2次試験は面接と論文になります。筆記試験には化学や物理の問題が出ますし、2次試験の論文対策も必要なので、しっかり学習しましょう。
私立保育園で働きながら学習する場合、「どのように勉強時間を確保するか?」が課題となるでしょう。可能なら、退職後に本気で勉強する方が良いかもしれません。
無職の期間(半年間)を利用して、地方公務員採用試験に一発合格した保育士さんもいますし、まずは「どうすれば勉強時間を作れるか?」を真剣に考えて下さいね。
その後に学習方法を選択して下さい。おすすめは受験予備校の通信講座、通学講座です。
やはり資格スクールの講座はカリキュラムが充実していますし、ムダのない学習が出来ますよ。
私は以前、公務員講座が人気の資格スクールで働いていましたが、筆記以外に論文、面接対策まで行ってもらえる学校がベストと言えます。
尚、公立保育士には年齢制限があるので注意して下さい。年々、年齢条件は引き上げられているようですが、あなたが就業を目指すエリアの年齢制限を確認して下さいね。
20代の内に合格すれば大丈夫ではないでしょうか。
公立保育園の面接について
上記のように地方公務員採用試験に合格した後、実際に公立保育園の面接を受けることになりますね。
積極的に転職・就職活動をするというよりも、合格後はスムーズに面接まで進むと思われます。
あらかじめ採用予定人員が市のホームページに掲載されていますから、それを見て履歴書・職務経歴書を応募する流れかもしれませんね。
いずれにしても、私立保育園への転職とは勝手が違うことでしょう。
ただし面接に関しては、民間の保育園と同じように、かなり細かな部分まで聞かれるようです。
「なぜ私立保育園を辞めたのですか?」
「どうして公立保育園を目指したのですか?」
といった質問は当然として、少子高齢化の現状などを質問されることもありますから、しっかりと対策を練って下さい。
志望動機の書き方、自己PRの仕方に関しては、保育士求人サイトを利用することで情報収集できると思います。
地方公務員採用試験の学習中に、「短期間だけ保育士としてアルバイトしたい」という希望が叶うこともありますので、無料登録からはじめてみてはどうでしょうか?