30代や40代の男性保育士の数は一向に増えない
近年、男性保育士の数も増えてきています。
20代前半といった若い世代の男性保育士が増加傾向にあると聞きます。
しかし、30代や40代の男性保育士の数は一向に増えないと言います。
20代で保育士になっても30代や20代後半で保育士を辞めて違う職種へ転職をしてしまう男性保育士が多くなっているようです。
男性保育士が保育士を辞める理由で最も多いのが『給料が低い』という事です。
保育士業界での給料の低さは現在、問題視されている事です。保育士が不足している理由のひとつにも給料の低さがあります。
保育士の平均的な年収
男性の場合は特に給料に関する事は重要になってきます。
年齢が若い時は給料が低くても自分のやりたい事をやるという気持ちの方が勝りますが、結婚をして子供ができて家庭を持つようになった時、保育士の給料では生活していく事が困難だと判断して違う職種へ転職をしてしまう方が多いようです。
保育士の平均的な年収は300万円未満になると言われています。
30代男性のサラリーマンの平均年収は350万円~400万円になると言われているので、この数字から見ても保育士の年収が低いことはわかると思います。
公立の保育園ですと勤続年数によって昇給や賞与も期待でき、安定した収入を得る事ができると聞きますが、私立保育園などになるとそうではなく、昇給や賞与も期待できないと言います。
勤務する保育園によっては年収が200万円~250万円になる事もあると聞きます。
正直、この年収では家族を養っていくのは難しく、転職を決断する事になるようです。
男性保育士が給料・年収をアップさせるには?
現在、男性保育士として働いている方の中で給料が低いという事で悩んでいる方は、公立保育園への就職や幼児体育などのより専門的なスキルを身に付けてスキルアップする事をおすすめします。
上記でも述べましたが公立保育園ですと昇給・賞与も期待する事ができ、安定した収入を得る事ができます。
公立保育園へ就職するには公務員試験を受けて合格する事が必要になりますが、給料・年収のアップに繋げる事ができるので公立保育園への就職を検討してみてはいかがでしょうか。
また、男性保育士には幼児体育などの指導ができるスキルがあります。
体育指導や水泳指導、幼児教育、体操指導などの教師になることも可能です。
専門的なスキルを身に付けこういった幼児体育を指導できる教師になれば給料にも別途手当が付き、給料・年収アップに繋げる事ができます。